ベース
福岡では一昨日の夜、正確には昨日の早朝にも余震(震度4)がありました。
3月20日の最初の地震(震度6)から、一ヵ月後の大きな余震(震度5)と、その間もなかなか治まる気配がありません。
良くも悪くも、少し地震なれした感じです。
初めての地震の時は、かなりのパニック状態でした。
揺れが収まった後、私の頭に最初に浮かんだのは『レスポールは大丈夫!?』
実は、息子が2本目のエレキギターを買うとき、楽器屋の店員さんによくよく注意されました。
「以前買われたストラトと違って、今度のレスポールはとても割れやすいです。
落としたら、もうアウト。
それから、見たとおりネックがボディより後ろに出ているから、とこにでもいきなり置かないでください。
それに、レッカー仕上げだから、ゴムや皮にくっつけて置いておくと、塗装がはげてしまいますよ」
と呪そのような、取り扱い方法!
以来、我が家ではレスポールは女王様。
細心の気配りでお相手してきました。
もっとも、当時中学生の息子のギターにしては、ギブソンUSAは女王様扱いしたくなる、値段でもありましたが・・・。
女王様のご無事を確かめた後、次に自分のベースを見に行きました。
こちらも、大丈夫。
私も、息子の影響で、2年前からエレキペースを始めたんです。
きっかけは、息子のお供でライブハウスに行った時、可愛いベーシストを見たことです。
ギター、ドラム、ベースのスリーピースバンドの中で、女の子が一人大きなベースを抱えて、頑張っていました。
ストラップにはちょっと大きめのぬいぐるみをつけて。
「いいなぁ!お母さんももう少し若かったら、ベース始めるのに!!」
隣で見ていた息子は、その後の展開を予感していたのか、あきらめた様にただうなずいていました。
一ヵ月後、楽器店で
「ベースください。ピンク色のベース!!」
とはしゃぐ私の姿がありました。
「はぁ、ピンクですか・・・あの、種類は?プレシジョン、ジャズ・・・」
「何でもいいから、とにかくピンク!」
結局、カタログで取り寄せて、ラルクのtetsuモデルのプレシジョンベースを手に入れました。
「大きすぎませんか?ショートスケールだと、弾きやすいですけどね」
と言った店員さんの危惧を、毎日実感しながら元気に練習に励んでいます。
ベースもミツバチ生活では大事なアイテム。
以前下見のため、カナダに11日間ホームステイしました。
そして、ホームステイが私の
ミツバチ生活にはぴったりだと、確信して帰ってきたのです。
ただ、難点がひとつ。
洗濯以外の家事一切から解放され、遊びまわる毎日。
時々、暇になります。
好きなお芝居でも、見に行こうかと思ったけれど、それにはさらなる英語の力量が必要です。
その点、音楽はMCだけ理解できればいいし、聞き漏らしたからといって、その後わからなくなる心配もありません。
いまどきホームステイは、滞在する家庭も選べます。
音楽をやってるファミリーをみつけ、一緒にセッションしたりしたらかなり楽しいはずです。
その日を夢見ながら、ベース教室に通ってレッスンに励んでいます。