[Groove 5]ライブ
金曜日は、久しぶりにライブへ行ってきました。
今年はライブ運がなくて、まだ3回
そんな不運を吹き飛ばすように、真ん前でじっくり[Groove 5](HP→ココ )を堪能しちゃいました
しかも今回はギターの小野先生のお誕生日ライブで、ゲストありハッピーバースデイソングありと、いつもにも増して豪華。
雨もよいの夜だったのですが、気がついてみれば会場のDream Boatはいつの間にか満席でした。
ところで、1部のゲストは先生方と同じヤマハで活躍されている女性ピアニスト。
先にHERO先生が演奏した後、2曲ほど代わって演奏しました。
他のメンバーは同じなのに、キーボードが代わっただけでこうも変化するのかと、びっくりしました。
彼女に合せた選曲のせいもあったのでしょうが、HERO先生のパワフルさに対して、たおやかな美しい音の運びです。
さらにその後、HERO先生が再び鍵盤の前へ。
耳が自然に彼女の音と聴き比べるせいか、いつも聴き慣れているはずの先生の演奏がすごい迫力でせまってくる気がします。
肩をぎゅっとつかまれて、心臓を直撃するような攻撃的な音です。
もしかして、ゆうこさんが言っていたのはこれ?
ライブ友達のゆうこさんと初めて一緒に[raison detre]に行ったとき、彼女は
「[raison detre]はHな音楽。
HERO先生のピアノも、とてもH」と言っていました。
その言葉に対して先生も
「僕のピアノがHな音だとは、よく言われます」
(詳しくは『幸せのハードル』→ココ )
未熟者の私は、その時は「Hな音」の意味がわからなかったのですが、今回なんとなくわかる気がしました。
こちらにぐいぐい迫ってくるような緊迫感に、身動きがとれずにすくんでしまうのですが、それがセクシーでもあるのです。
優しい旋律に対してさえも、囚人のように先生の音に捕えられて抗えないのです。
そんなHERO先生の魅力再発見があった1部に続いて2部では、サックスの西田先生がゲストで最後に参加。
私は2人のサックスプレーヤーから3mも離れていない至近距離で聴いていたので、音の重奏攻撃。
その真っ只中で音を浴びながら、サックス好きの私にはたまらなく幸せな時間でした。
ライブの後は、例によって先生方ともお話できました。
実は私はこの日、着物でライブに行っていたのです。
金曜日なので、朝から着付け教室→ランチ→2時間の英会話レッスン。
朝の8時半から午後4時まで着物を着ていたことになります。
着物は脱げばそれですむのですが、問題は髪。
アップにしていたのですっかりへんな形がついて、洗うしか修復のしようがありません。
でも、朝から出かけていたので家のことが全く出来ていなくて、それをこなしながらまた7時半までにでかけるには髪をそのままにして、着物で出かけるのが時間的にはベスト。
恥ずかしいとは思いつつ、いつかはライブにも着ていきたかったので思いきって着物で行きました。
これが意外と好評
ドラマーの巨匠さんなど、女性の着物を絶賛。
「先生は、つまり女性の着物姿がお好きなんですか」
「ええ、着物は女性の特権ですよ」
「・・・あのぉ~、・・・私って着物が似合っているかしら?」
「はい、とっても似合ってます」
いやぁ~ん、先生ったら正直すぎるぅ~